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独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

恋してしまうシングルカラムレイアウト

現在のデザインはモバイル優先

私は現在、このブログのテーマを制作中ですが1カラム(シングルレイアウト)か従来の2カラムかで悩みます。3カラムレイアウトは読者の集中力が減る上に2カラムでさえサイドバーが有効に活用されているのか不明瞭な点が多いので考える余地もありません。昔は3カラムが多く、ごちゃごちゃとしていました。今でもサブカルチャー的なサイトでは多くみられます。また、ニュースサイトなどは3カラムを採用して情報量の多さで勝負していますね。古き良き時代の名残だと思っています。

私が思う理想のサイトデザイン

私が作成する場合、真っ先にかっこいいと感じるサイトデザインは決まっています。左側にコンテンツが表示されており、全体的には黒をベースとした落ち着いたデザインを求めます。そこにユーザビリティはなく、自己満足のエゴを表現することに傾倒してしまいがちです。コンテンツは中央によっておらず固定されてるのがしっくりするので全てのコンテンツが画面中央にあるものはどちらかといえばナンセンスと思ってしまいます。はてなブログのテーマで言うところの「Solid」というテーマが私の心を煽ります。量産型のブログというより洗練されたサイトという印象が強く、個人の欲を前面に押し出した感じが堪りません。こだわりを持ってサイトを運営している印象を受けます。どっしりと構えている感じがたまらないのです。

しかしながら、サイトの全体的なデザインを考える時、個人の「趣味」は捨てなければなりません。そもそもの問題として「黒背景に白字は見辛い」という致命的な問題があります。文字が大半を占めるブログサイトでの採用には至りません。どちらかといえば画像や動画などクリエイティブなサイトで文字さえもデザイン一つとして表現したいのであれば黒背景を選ばない手はありませんが、通常のサイトで黒背景だと逆にそのデザイン性に飲み込まれチープな印象を与えることになり兼ねないのです。やるからにはそれなりのものにしなければならないというのが「黒背景」の難しさです。無難な物へと落ち着いていく過程が「大人」になるということなのでしょうか。

理想は理想、現実は現実

女性はいくつになっても王子様を夢見る乙女と聞きますが、それとは別に早い段階で現実を見据えています。男はどこまでいっても現実的で論理的だと誰かが言いましたが、理想をとことんまで追い求める生き物でもあると思うのです。「俺はいつかビックになるんだ」という夢が捨てきれずいくつになっても現実と向き合えない人だっているはずですから。私もいつか「Solid」のようなテーマをカスタマイズして理想のサイトを思う存分満喫しながら運営したいと思っていますが、理想こそどこまでいっても理想だと感じるのです。

モバイルファースト時代

私たちのようにブログを運営する人間であれば自分の想いに関わらずユーザー第一で考えなければなりません。書き出した記事コンテンツはユーザーの目があって始めて意味を持ちます。記事コンテンツこそ全てです。サイト全体なんて誰も見ていません。全体を見る人間はどちらかといえば運営側で、ほとんどの方は検索して出てきた対象にしか目がいきません。

移りがちの目

ユーザーの目を優先するのであればそれこそ2カラムも微妙な選択と言えるでしょう。サイトデザインではコンテンツに集中して欲しいと願えばサイドバーを右へ追いやり、サイトの巡回を望むのであれば左に持ってきます。アドセンスなどで広告のクリック率を上げたいなら左側になるでしょう。ユーザーは製作者の想いなど関係ありません。気になって仕方ない検索対象を求めてさまよい込んだはずが、サイドバーにあった画像に心を奪われ別サイトへ立ち去ってしまうこともままあることです。それこそ自分のサイトを見てもらえることなど「一瞬」でしょう。製作者側はあれこれ拘って作り込むものですが、実際に活かされているかといえばなんとも言えません。一般的で普遍的な、どちらかといえばつまらないものほど好まれる傾向があります。「つまらないもの」というのは個人の主観が入るのでその曖昧さを表現するのはなかなか難しく、いわば究極のサイトデザインと呼べるでしょう。

様々な状況に対応するのがプロ

いつの日か上司に言われた言葉ですが、最善と思っていることでも別の誰かから見れば改善点が見えてくる。その時々の状況に合わせて柔軟に対応するのがプロなのだと。確かにその通りだと思いました。モバイルファースとが叫ばれて久しいとはいえ、まだまだ2カラムのサイトが主流です。高解像度を採用した画面で閲覧した時にシングルレイアウトのサイトというのはどうにも味気がないもののように感じてしまいます。それであるならまだしも、私の中では購買を促すライティングサイトのイメージが強く残っています。

シングルレイアウトはデバイス間の問題を解決する

実際に1カラムで運営しているサイトをいくつか拝見しましたが、全体的にすっきりと見やすく感じました。それでもなんだか味気なく質素で「地味だな」と思ってしまったのはやはり私の中では2カラムレイアウトのイメージが先行しているからでしょう。逆にスマートフォンで検索しているときに2カラムレイアウトのままのサイトと出会ってしまった場合は即ブラウザバックです。画面サイズによって可変出来ないということは損です。PC表示のままで変わらない2カラムのサイトをスマフォで見るのは苦行になります。最近のPCは高スペックですからアプリやソフトをたくさん立ち上げても一向に重くなりません。ブラウザのみを画面全体に表示しているということは少ないのではないでしょうか。私は記事を書く時、テーマのデザインを考察する時でもブラウザは画面半分で縦長に収めることが多いです。

PCは2カラムでモバイルは1カラム

こうすることで解決します。可変どころかレスポンシブデザインにしてしまえばそれこそ根本的な問題を一掃してしまえるでしょう。もうレイアウトで苦しむことはありませんね。私も少し前まではそれでいいと思っていて、疑問すら挟む余地はありませんでした。どちらの良い点も十分に内包した論理的な方法です。さらには大型画面のPCを最大値としてそれ以下のPCから大型タブレット、中型タブレットからスマフォの横画面、果ては単なるSP表示までいくつも設定を作り込めば怖いものなんてありませんね。画面いっぱいに表示しなくともユーザーの望むままに可変対応で、画面の端に細く長く追いやられようとも2カラムから1カラムに切り替わりサイト全体の見易さは変わらないのです。

シングルカラムレイアウトは運命のデザインだった

ここまで書いてやっぱりシングルカラムレイアウトが如何に魅力的か改めて実感しました。あまりにも脈略がなく申し訳ありません。サイドバーを左に固定した黒背景デザインはいわば私の中の「夢」が詰まった至高のサイトデザインです。それは憧れであり理想でした。PCは2カラムでモバイルは1カラム?だったら3カラムにしてもレスポンシブならあれこれなにもかも全ての欲求を詰め込める?更にデバイス毎にデザインを丸っと変えてしまえば黒背景も夢じゃない?PCでサイトを閲覧するユーザーは全体の20%にも満たないのだから、PC用のデザインはとことん追い求めればいい?

「もうめんどくせぇよ」

シンプルイズベストというのが私の根幹にあります。シンプルなものほど「美」を感じてしまいます。複雑怪奇な物に惹かれる気持ちもわかりますが、私は既にそういうものに影響を受けなくなってしまったのかも知れません。

わびさびの心

私の中でのモダニズムと言えば量産型。論理的でどこまでも合理的かつテクノロジーに溢れて未来的です。管理が行き届き恒久的な一定を保ちますね。良いと思います。ただブログを運営する以上は多少の趣味が入るのは否めません。直感的に良いと思える一点物だらかこそ劣化も消耗も受け入れるような自然な姿を美しいと感じます。ゆえに未完成でも美しい。曖昧でどこか儚く、今を大切にしています。質素でも味気なくてもいいじゃないですか。地味だろうがなんだろうが私は思ってしまったのです。

「あ、好き」

シングルカラムは恋するレイアウト

上で挙げたような黒ベースで落ち着いたデザインはカッコよくて至高であると思っていました。シングルレイアウトは特徴がありません。でもそれは大きな間違いです。シンプルでいいじゃないですか。改変し易く、更新やメンテナンスも楽ということですよ。私は全容を把握したいタイプなのです。質素だとか地味だとか言い換えれば清楚で美しいのです。デバイス毎に姿形を忙しく変えることもなく、最初から柔軟に対応する物腰の柔らかさを持ち合わせているのです。はたと気づいた時のこの感覚。まさに「恋」です。少しダメなところがあるくらいが愛しいでしょう。私は探し求めることにしました。この愛しい感情の正体を。テーマが完成するまでは2カラムデザインで妥協しましょう。しかし、私は今日からシングルカラムレイアウトで理想のデザインを追い求めてみようと決めました。

きっとそのデザインも「恋するデザイン」だと思っています。