s13y

独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

自衛隊募集の「パンツじゃないから恥ずかしくない」あのポスター

遅ればせながら書こうか迷って、書くことにしました。

パンツかパンツでないかという議論

どーでもいい。ほんとどうでもいい。ニュースで一生懸命に何を話しているかと思えば「パンツに見えるか見えないか」の話だよ?どーでもいい。そんな話、ただの絵に対して議論しても仕方がないじゃない。街角でインタビューして「見えますか?」「見えますね」の会話をしたって報道側が「見える人」を集めてるだけだと思うし仮に見えない人が居たとしても映像としては流さないだろうし、そもそも「見えないですね」と答える人がいればそれはそれで感覚がズレていると言える。

暴走した自衛隊広報部の人たちの感覚がズレていたせいで大変に迷惑を被るのが私のような隠れオタクである。

こういうのが好きなの?

必ず始まる「好き」か「嫌い」か。好き嫌いで言えばどちらでもないだろうし、別にパンツが見えているから好きになるというわけではないでしょう?

私はストライクウィッチーズが好きです。内容はもう覚えていないけれど、印象としては「面白かった!」と感じています。新しいシリーズが始まるみたいですね。良くも悪くも宣伝になったのではないでしょうか。

で、パンツが見えた見えないというのはどうでもよくて、私たち向けのアニメは性的表現が多く、時には過激で感覚が麻痺するのは確かにあります。パンチラは許せてもモロパンレベルが数度続くと「またお色気か・・・」と心底落胆して作品を見続けることさえ辞めてしまうかも知れません。私が見たいのはヒロインと周辺の女性キャラが履いているパンツの色や柄ではありません。物語です。ストーリーです。大きなお子様向けのアニメはお色気一辺倒で一向に物語が進まないこともザラです。

おっさんが主人公のアニメは大体面白いという構図が出来上がってしまいました。パンツが好きかと聞かれればおっさんのトランクスやブリーフよりは好きですよ。だけどアニメとして見るなら画面の前にある障害物くらいの認識でしかありません。

オタクと一括りにしてしまったこと

一言で言えば迷惑です。私は幅広くオタク系メディアに浸透しています。歴は数十年単位です。生活の一部といっても過言ではありません。それでも周りの人たちには強烈な「車オタク」で通っており、アキバ系(死語?)の話は一切しません。私の大好物な深夜アニメの話をしていてもぶひぶひ言ったりはしませんし、他人の推しにも興味がありません。一人で良いと思ったものを楽しみたいのです。

それでも一部の人たちには知られています。親しい友人や幼馴染、歳の近い親戚などです。オタク文化を毛嫌いしているような人たちとも折り合わせて過ごした影響から秘匿することに慣れ、美学とさえ感じているのはこのためでしょう。私にもそれなりに黒歴史があります。おおっ広げで共感する誰かを探したりするのは過去に通った道です。

そしてこういう報道がされると決まって「(私の)好きそうなやつだ」と指摘されます。違うからね。「ストライクウィッチーズ」は好きだけどそれよりも「パンツに見えるか見えないか」でいい歳したおっさんたちが議論を白熱させていることに面白さを見出していたんだよ。あまりのくだらなさで日本の平和を確信していたところなのに。水を差されるとはまさにこのこと。

セクハラは事実

パンツだからパンツでないからというのはどうでもよくて、自衛隊がアニメキャラを使った使わないもどうでもよくて、セクハラかそうでないかだけで言えばセクハラです。公然猥褻で間違いありません。パンツだろうがなんだろうが公衆が刺激を受けた結果から火蓋が切って落とされ、自衛隊がアニメキャラを使うというのは前からあったことですし今回たまたまズレた感覚で選んだものが悪かっただけです。

そうではなくてセクハラが許されるかどうかです。許されません。

高校生の頃に「見せパンだから」といってクラスの女子がわざとチラチラさせていた時に嬉しさと有り難みはなく、ただただ気恥ずかしく、気まずい印象を受けたのを覚えています。公然の場で連想を余儀無くされるような表現というのは言動であれ絵であれ褒められたものではありません。

「スク水の上から制服を羽織っているのかな?」と想像したとしても「パンツに見えるよね?!」と言われれば「そうかも知れない」となってしまうのが悲しい日本人の習性です。一度思ってしまえば恥ずかしいと感じる人は居ますよ。その感覚がわからないからって「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」とは一体。流行ったなぁ、懐かしいなぁ。いや、そうじゃなくて。確かにそのセリフと境地は我々が過去に経験した。「今更なにを」というのも合間って「コアなファン」が騒動を助長させた原因でもある。

見られる側だけではなく見る側も「恥ずかしい」という感覚が存在します。このズレがセクハラかどうかの線引きを難しくさせる。セクハラという表現が女性贔屓に聞こえるかも知れませんが、それは男性に対しても同じなのです。お色気で男性が一様に喜ぶと思ったら大間違いです。パンツが見えたら喜ぶというのは偏見です。それが男だからというのは差別です。

公募にアニメキャラはどうなの?

確かに経済効果があるもので急速成長した市場にこぞって参戦するというのは悪くない戦略かと思います。様々なところで採用されることが増えていますね。地元の活性化や観光などの誘致にも積極的に利用されています。あくなき挑戦は大切です。今回は行き過ぎてしまいましたね。まだ時代が早いというやつです。でもだからといって挑戦をやめてはいつの時代も改革は得られなかったでしょう。頑張れオタク文化。徐々に市民権を得ているとはいえ、広い世界でみればまだまだほんの一部でしかありません。私は数十年前からこの文化が世に浸透することを願って応援していますが、もう十分だとも感じています。

アニメキャラクターをここぞとばかりに使用してオタクがホイホイと沸くと思われているなら「オタク舐めんな」と物申したいです。あくまで作品の人気があってこそ。ただ可愛いだけのキャラクターを宣伝に起用しても私からすれば野良猫くらいの認識でしかありません。