s13y

独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

今の会社を辞めたら次はないと思っていた

もう正社員になれない

この「かもしれない」気持ちが思いを踏みとどまらせていました。対して能力もない自分が、果たしてまた正社員となる日が来るのか。私は実際に退職するという道を選択するのに2年掛かりました。どれだけ真剣に考えても答えは出ません。いい大学を出ているわけでもない。一年毎にピッチピチの新入社員が入ってくる。就職難に喘いだ人たちも知っている。年齢だけ無駄に重ねた今、大した能力もない。その中でまた正社員になれるのか。

どうでもいいや

ある日パッツリと気持ちが途切れてしまいました。何がきっかけかは思い出せませんが、私が正社員になったような会社ですから大したことはない場所だったのです。大したことない場所を辞めるだけ。ここより悪い場所はあっても良い場所はない。だけどここに居ても擦り切れるだけだと感じました。心が完全に壊れたら再起は不可能です。私は心も少し壊れてしまっていたので「どうでもいい」なんて思考停止してしまったのかも知れません。

借金がある

それだけに必死で毎日をしがみ付いて辛く苦しい生活をしている方もいらっしゃることでしょう。私が退職した時は数百万円の借金がありました。上司は借金事情を知っていました。「仕事を辞めてどうするの?次の就職先は決まったの?考え直したら?」そういう言葉が私を毎日追い込みました。上司は私を「甘えているだけだ」と罵りました。そしてあろうことか「通帳を出せ」と。「俺が管理してやる」と。

ここまでくれば普通の人は考えたりするものですが、私はロボットのように従っていました。見せたからどうなるわけでもなく、ただ上司は悪戯に煽っていただけでした。

アルバイトの方が稼ぐ事実

元職場はサービス残業が多く、労働基準法は遵守されていません。超一流企業の傘下でした。表向きは華やかですが、だからどうだというのか?我々下々の人間には全くもって別の世界であり、関係のない話。黒い噂が絶えません。別の部署では自殺者が出たり、何度か訴えられたりしていたようです。その度に世間へ繕うような施策を打ち出すのですが、余計に我々を苦しめていました。

出退勤の徹底した管理がサービス残業を加速させます。仕事をさせ過ぎてしまうような残業は許さない。しかしサービス残業は「本人の意思」だから見て見ぬふりというわけのわからない方向へ暴走します。そしてこの本人の意思というのは上司によって強制されていました。奴隷です。

ある日友達と遊ぶ機会がありましたが、話の中で私の働いている時間と頂いている給料を時給換算してみることにしました。するとアルバイト勤務だった友人の方が時給が高かったのです。当然です。保険だとか保証の問題はアドバンテージがありますが、最も大切なお金と時間に関してはアルバイトという身分の方が上なのです。ちぐはぐな現実がさらに心を締め付けるのです。友達は毎日が充実して楽しそうで、とても羨ましかったのを覚えています。

お金の奴隷になるな

正社員になりたいのはなぜ?世間体?安定した収入?保証や待遇?私はもう何もかも嫌になり、最後には自分でお金を稼ぐことを選択したのです。正社員でいることのメリットはやはり辞めて見ないとわかりませんし、雇われて毎月決まったお給金を頂く安心感は何にも代え難いものです。自分でお金を稼ぐというのはどこまで行っても不安定ですから。

知り合いが「これ以上、家族と過ごす時間がなくなるのは嫌だ」と言って昇格を嫌いました。私はそれまでお金ばかりに囚われていたのだと知ります。借金を返し終わってからのことでした。

自由な時間は何よりも貴重

今は一定以上の時間が取れるなら給料は少なくて良いと思っています。休日に呼び出されることもなく、職場に泊り込むこともなく、自由に過ごす時間が確保できるならば幸せです。それが叶うなら自営業でもアルバイトでもいいのです。一生一人でも構いません。今は自分で稼いだお金で細々と生活していますが、この先で少しでも収入に不安を抱いたらアルバイトへ出かけるでしょう。多くは求めません。拘束されないということが何よりも重要です。人や職場やお金に。制約はあります。生きていく以上は制約の連続なのです。自分が妥協できる範囲の中、自分が満足だと思える価値観の中で生きていくこと。私も含めて出来ない人が多すぎる。

正社員だけが全てではない。人それぞれ自分の価値観の中で生きられればいい。