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独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

歌が上手くなりたいならボイトレはしないこと

歌を趣味にしてかれこれ10年以上経ちます。初めての頃は右も左もわかりませんのでインターネット環境があれば調べてしまうと思いますが、触れた瞬間から沢山の情報に惑わされることになります。

歌が上手くなりたいならまず耳を鍛える

音楽をやろうと思うならまず「耳を鍛える」ことが何よりも重要になります。音楽を学ぶと感覚が占める割合が多いです。「なんか良い」というものを理論的にしているのが音楽理論です。「メジャー・マイナー」がどうたら言う時に「暗い・明るい」の感覚が待っています。

上手いと思う人の歌をまず聞き分ける能力が必要です。好みだとかはあるでしょうけれど、まずどうして上手いのか分析するところから始めます。感覚がわかってくれば歌い出し直ぐに発声がどういう状態であるか判断出来ます。歌の良し悪しは発声では決まりません。それでも発声が悪ければ全てダメになると言っても過言ではありません。ロックは歌えるけどバラードは歌えないだとか、ジャズは別世界の音楽であると決めつけて蔑ろにする人はまず発声がダメであることがわかります。これさえきちんとしていればとにかく大丈夫なのです。だからボイトレにおいて一番に重きを置くのです。

歌の上手さを決めるもの

歌うことにおいて発声なんかどうでもいいと思っている方は意外と多く「声質」が全てだと考えている人がいます。しかしその声質だって発声の良さから来ているのです。生まれ持った声色が良いのではなく生まれ持った発声が優れているだけに過ぎません。発声は誰でも改善が可能です。

発声が良く慣ればピッチは外しません。むしろ私は積極的に外します。音楽は裏切りの連続です。発声次第でいくらでも故意に外すことが出来るのです。出だしから思いっきり外すわけではありません。フレーズを意識して、無理のない歌い方でフェイクさせるということです。それこそ遊ぶように楽しく。リズムも変えられます。縦ノリ横ノリ、はたまた回したり遅らせたり喰ったり出来るのは自由な発声があってこそでしょう。

音楽は縦が大切

初心者は横ばかり捉えがちです。横とはピッチや音程などのことを指しています。しかし何より縦が大切なのです。これはリズムです。そしてこのリズム感は誰でも持っているものです。どんなにリズム感がないと言えど、歩くスピードがしっちゃかめっちゃかではないはずです。音楽へ変換するのが苦手なだけなので、その場合はきちんと訓練してみてください。横を意識しているうちは喉の状態だとか声質だとか余計なことばかりに集中しても案外歌えるものです。でも一度縦を意識し始めるとそんなことをやっている暇はないと気づくはずです。私が歌う時に身体で意識することは何もありません。

バックに流れる音を聴いてそれに合わせることに夢中であれば今の喉の開きがどうだとか高い音が来るから少し閉鎖を強めて・・・なんて思わないはずなのです。思ってしまうとズレます。まず間違いなく正しい縦の位置から外れます。

ボイトレ情報は悪しきもの

驚いたのですが、ミックスボイスを取得したい人に向けて「あなたは笛です。紙に書いて下さい。そして念じて下さい」という素っ頓狂なアドバイスがありました。「どうですか?高音が出ましたか?」と締められています。この人は一体何を書いているのだろうと思いました。身体を楽器に見立てるのは良いですが、笛になる必要はありません。

ミックスボイスは存在しない

地声と裏声を混ぜた声で、文字通りミックスされているからミックスボイスである。そのように私は理解しており、地声で張り上げることはミドルボイスであると認識しております。ローラリだとかハイラリだとかよくもまぁ色々な単語が出てくるものです。知識をひけらかしたいのでしょうか。輪状甲状筋だとか甲状披裂筋だとかわけがわかりません。私は全く意識をすることはないので理解に苦しむのですが、それで出す声って上手い人に近づいていますか?ボイトレの先生は歌が上手いですか?インターネットでボイトレ講師をしている人で上手いと思った人は1人も居ません。皆さん癖が強く、喉絞めで歌ってらっしゃいますので大変聞き苦しい印象です。

声帯閉鎖という害悪

どういうことでしょう?「声帯閉鎖=喉絞め」です。これを声門閉鎖だ仮声帯だと更にややこしくさせるのは嫌がらせですか?それを意識して、大きい声が出るのでしょうか?声帯閉鎖をすればそれこそ聴き苦しく、うるさいだけの金属的な響きが目立つだけでは?仮声帯を使えば重く厚い歌声になります。そういうものなのです。だから私が喉を意識することは全くありません。

鼻腔共鳴(笑

やめるべきです。ただの鼻声ですよ。昭和のアイドルじゃないのですから。鼻から息を出すでも鼻にかけるわけでもないですからね。自然と響くものです。むしろ勝手に響くので意識する必要のないものです。

呼吸法あれこれ

腹式呼吸で丹田がどうとかを意識しているか?と問われればそれもNOです。ただ腹式であることは間違いありません。フレーズに途切れがある人は胸式です。覚えがある方は訓練してみて下さい。喉で歌う人は楽に声を出せるので胸式に偏りがちです。

喉は開かなくて良い

それって声楽の知識ですか?歌うのはJ-POPですよね。下手に真似してもクネーデルになるだけです。軟口蓋がどうとか喉仏の位置がアレだとかあくびの状態がなんだとか、本当にそれで歌うの?お笑いですか?

今の自分はどれだけのことが出来るか?を確認してみること

音程も外さないしリズムもバッチリ。何も問題ないけれど何かが足りない。音域が狭い?Lowがでない?Hiがでない?単に抑揚か?滑舌か?音の強弱か?声の堅さと柔さ?それともビブラートやピッチベントができないから?まっすぐ歌うことはできる?フォールやフェイク、がなりや特殊技能に近いシャウトやデスボ、ホイッスルボイスが使えないから?

発声がしっかりしていれば全部出来ますよ。喉を痛めることはありませんし、枯れません。無理がなければ歌でもしっかり使える声になります。何か出来ないと思えばそれは間違っています。私は「がなり」が出来なくて「何か違う」と気づきました。間違いなくそこがウィークポイントでした。発声が間違っていたのです。そうやって変えていった先が正しいものとなっていくのです。そしてそれを聴き分けられる耳がないと話になりません。

ボイトレは後回し

歌が上手い人の分析がしっかりなされている状態であれば自分の歌を録音して聴くことで「あ、これだ」っていうのがわかります。少しでも「なんか違う」と思えば間違っています。この修正を重ねる過程が発声練習の肝ではないでしょうか。とりあえず色々な声が無理なく出せることです。本当に色々な声の出し方があります。思っている以上に、考えている以上に多いです。そこに気づくか気づかないかで発声はガラリと変わります。私は一曲の中でコロッと変わりました。何年も練習して徐々にではなく、変わるときはあっさりと化けるものです。

感覚として最初に発声が開花した時は普段使わない部位が動いたのを感じました。そしてマイクがバリバリ割れました。更に頭全体が振動しました。なにせ声が大きく出るので色々な場所に響きます。加えて声が遠くに飛ぶ感覚で、柔く大きく響くのです。自分から声が出ているのは当たり前なのですが、出している声よりも返ってきている声の方が大きく聞こえるので不思議な感覚になりました。それほど力を入れている訳でもないのに声の厚みが増し、とてつもないパワーを生み出します。あと、早口言葉と英語の発音がやたらに良くなりますね。

チェストボイスだとかミックスボイスだとか本当に意味のないことです。地声だとか裏声だとか関係ありません。わかっていない人がわかろうとして余計な知識を学び、それをさも常識のように提示しているだけで簡単に信じてはいけないのです。それは大きな遠回りとなり、自分がある程度の場所に辿り着いた時は「嘘ばかり」と落胆することになるでしょう。コツなんかありません。とにかく耳を鍛えろとしか私には言えません。そして色々な声の出し方をしていくのみ。それだけです。