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独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

ピアノで作曲が出来るアプリじゃないと作曲の知識はつかないよ!

「作曲をしてみたい!」と思ってもいきなりDTM環境を揃えるのは勇気がいりますよね。本格的な作曲をする前にどういうものか触りだけでも経験したいという方も多いと思います。私は普段からiPhoneとAndroidの両方を使用しています。そして常日頃から様々なアプリを探してはアンインストールを繰り返しています。

作曲で使えるアプリがない!

本当にありません。せめてピアノだけでもまともに弾けるものがあれば良いのですが・・・

アプリで本格的な作曲は難しい

先日、この記事を書きました。

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私が唯一アプリで使っている作曲アプリがこれです。

GarageBand

GarageBand

GarageBand

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  • ミュージック
  • 無料

ご存知GarageBandは本格的な作曲アプリとして有名です。それでも限界はありますが、初心者のうちはこの限界に到達することはまずありません。このGarageBandの優れている点として打ち込みもさることながら「鍵盤操作」が挙げられます。

一度使ってしまったら他のアプリでの代用は難しいです。わかりきっていることなのにどうしてAndroidにGarageBandがないの?!とPad型の端末を使っている私はいつもやきもきしています。この鍵盤がなければ作曲意欲なんて湧きません。そして作曲、ひいては音楽の勉強にもならないと私は豪語するのです。

大抵のコードは鍵盤を見て覚えるのが効率的です。曲は第一にリズム、そしてハーモニー・・・更にメロディが加わることで楽曲たらしめるわけです。このGarageBandはタッチが出来る携帯端末を最大限に利用して、視覚的にも操作面でも本格的なDTM環境に劣るとも勝らないアプリとなっているわけなのです。

巷の作曲アプリはどうですか?打ち込みばかりを重要視してリアルタイム演奏は「スマホだからねえ」という開発陣の言い訳が聞こえてきそうなものばかりです。強気にも鍵盤を乗せたアプリはあります。でも遅延が酷い。「お?このアプリは使えるな」と思っても音が悪い。それで取られる対応は「コード入力の短縮化」です。

コード入力支援?

DAWで有名なCubaseに「コード入力を簡易に行える支援ソフト」が組み込まれています。実に便利です。慣れた人にとっては面倒なコード入力をささっと済ませてしまえます。初心者にとっては「よくわからない」の塊であるコードを自動で打ち込みしてくれるというのだから宣伝にもなるでしょう。

でもね、違うんだよ

この手のモノってきちんと理解しておかないと身につきませんし赤っ恥をかきます。コードを舐めたらいけません。音楽の三大要素であるハーモニーですよ。

最近の作曲アプリの動向として「コード入力を自動に、リズムもドラムマシンで、メロディは自動で合うものを表示するから打ち込んでねー」というものです。ループ素材をひたすらペタペタして「俺が作曲したよ!」というくらい虚しい作業です。それでも喜ぶ人は居るのでしょうけれど、この記事を読んでいる方にとってその手のアプリは敬遠して然るべきです。

作曲が鍵盤でなければならない理由

iPhone,Android問わずに言えることですが、作曲を謳ったアプリがたくさんあります。しかしその殆どが使い物になりません。作曲はパズルのピースを組み合わせるようなものです。しかし本当にパズルと見まごうばかりの作曲アプリが多いのです。何度も言いますがハーモニーが大切です。このハーモニーは何で確認するのかと言えば和音楽器です。ピアノとかギターですね。ギター一本で作曲している人も多いですよね。とにかくコードが弾ける楽器が必要になります。

少し難しい話になりますがCコードは「ドミソ」で構成されます。各音を別々の楽器が担当してもいいのです。例えばバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなどの単音しか出せない弦楽器がそれぞれの音を担当してハーモニーを作り出す。これがコードです。ピアノやギターはこれを一度に奏でることが可能で和音楽器と呼ばれます。和音とは二つ以上の音を同時に鳴らして合成された音という意味です。この和音で音楽の雰囲気を明るくしたり暗くしたり変幻自在に変えることが出来るのです。

更に言えばこの「ドミソ」をどこに配置させるか?というボイシングもあり、密集配置や開離配置などで響きは変わります。もっと言えばこのコードの構成音を転回させていく必要も出るでしょう。

ここまで読んでいただければ如何に「コード入力の短縮化」に甘えることが愚かしいことかお分り頂けると思います。めちゃくちゃ学ぶことが多いものに対して最初から向き合っていないと後で「え?そうなの?ようわからんけど」となるのは必至。嘆かわしいことです。ただコード進行に関しては学べると思います。それでも元からアプリで制御されているので微妙ではあります。コード進行は自分で「考えて」組み立てるから意味があるのです。カデンツとコード進行の基礎すら知らないとなれば本当に意味がなくなってしまう。あんたは作曲で何がしたかったんや?と私は問いたい。コードの機能を知ることで借用和音などの応用技が活きてくるのです。アレンジ力が身についてくるのです。

それなのに・・・それなのに・・・!

まとめ

ピアノで、和音楽器で作曲出来なければ知識は身につかないと断言します。作曲という名のパズルゲームをやっただけで得意になっていると痛い目に合いますよ。

GarageBandもアプリという性質上で、多少の簡略化はされています。本格的な楽曲制作はLogicという上位互換のDAWソフトがありますからね。それでも1から作ろうと思えば作れるのがいいところ。最初からセミオートでマニュアル操作をさせてくれないアプリとは月とスッポンの差があります。

無料版のGarageBandで遊んで音楽の楽しさを知ったら、少しずつでも学びながら成長出来るようマニュアルで操作する余地を残し、物足りなくなったらLogicに移行して本格的な環境で作曲を行うことができる。なんという二段構え。Apple社の粋な計らいですね。先を見据えたアプリなんてGarageBandしかありません。だから作曲がしたいと仮にでも思うならまずはGarageBandでやれと私は言うのです。