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独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

歌声に種類なんてないよ!惑わされないで!

声の種類を具体的に分けて考えて、歌で使い分けるつもりであれば違和感しか覚えません。例えばファルセットとチェストボイスの何が違うか?と問われればそもそもの出し方が違うなどはあります。それでもここはファルセットで、ここはチェストボイスでという使い方はしません。もっと言えばファルセットだのチェストボイスだので分けて考えているうちは表現力がないことを露呈するようなものです。歌だけではなく、もう少し音楽との向き合い方を考えた方が良いかも知れません。

どれも表現方法の一つとして存在している

その表現を具体的に表すために「ファルセット」などと呼称しているだけで歌う側であれば今のが何であったか?という余計なことは考えない方がいいです。それを意識してしまうと同じ曲を違う日に歌い、違和感として残った場合に大変です。その違和感を解消するために力が入る原因になるからです。その時その時のテンションや雰囲気で歌での表現は変えていくものだと捉えた方が自然に歌えます。

種類を意識すると混乱する

まず誰かが「それはミックスボイスではない」と言ったとして、じゃあなんだというのでしょう?問題なく歌えていたら申し分はないはずです。

声が低くいけれど歌は上手く、心にグッとくるものがあったとします。それでも本人がミックスボイスなんて種類分けして歌声を考え始めれば明確な違和感として残り続けます。最初は歌が上手かったのに無駄な知識をつけた結果として下手になることはあるのです。

音楽は感覚的な面が強く、理論立てて語っても結局のところで上手くなるはずもありません。この感覚を大切にするべきで、歌声の種類がどうのこうのと自ら枠組みに当てはめていくのは愚かな行為です。

必要な時に歌声の種類は増える

普段から沢山の声の出し方を知っている人は知っているが故に、いざ本番になるとここはこれで歌ってサビは・・・などと考えてしまいがちです。これは単に自分の持っている歌声を潰す行為となります。

同じミックスボイスだとして細い太い硬い柔い大きい小さいで種類は変わってくると思います。これもいちいち分類するのでしょうか?表現という大きな枠組みの中で型にはめない歌い方をする方がよっぽど音楽的です。

歌声は意識しない

素のままありのままで歌いましょう。あくまで歌声を分析するトレーナーだとかが伝える為に専門用語を使っているだけです。「今の部分はチェストボイスで」というトレーナーがいれば二流です。残念ながら自称トレーナーの中でたまに見かけます・・・。

歌は表現です。どういう表現をさせたらその人の声と歌がバッチリはまるか?そういう風に教えてくれる人は信頼出来る方でしょう。自身も歌う人で、さらに音楽的な耳もあり、専門的なことにも長けている、そんな印象を持ちます。

自分で練習する時は録音した歌声を聴きながら「この部分はもっと強く、激しい感情をむき出しつつ堪えるように」と一人で妄想レッスンをしてみるといいです。ガンガン録音して自分のダメなところをあげて改善してあげてください。その上で、具体的な場所を指し示す時に歌声の種類を呼称として使うと良いのではないかと思います。「ここはミドルボイスだからミックスボイスに変更」のように明日の自分へメモを残すのです。

おわりに

歌う側の人間が歌声を種類として分類し、区切る行為は可能性を大きく縮めます。あくまでトレーナー用語ですので「ミックスボイス」が出せるように頑張ろうと意識しても出せるものではありません。仮に出せていたとして、誰が判定するのでしょう?一人がそうだと言っても二人は違うというかも知れません。そういう曖昧な要素と感覚的な面が占める音楽において意味がありません。要は良いか悪いかで、本人が悪いと思っていても周りから聞けば良いことだってあります。

歌を探求する上でセクションごとに区切っていてはいつまでも上達出来ないことを覚えておいてください。