Minecraftサーバーを運営していると初心者さんと出会うこともあります。一番多い相談が「何をしたらいいのかわからない」です。この状態から初心者さんがどうやって一人のMinecraftプレイヤーになっていくのか?幾人ものマイクラ初心者を育ててきた経験からデキる初心者さんの特徴をご紹介します。
マイクラ初心者だった頃
私が初心者だった頃、元々はマイクラに興味を持って購入した訳ではなくサーバー運営をしたくて購入しました。メンバーを募集して1日が終わり希望があったのでサーバーを起動したままにしておりました。初日で10人程集まり、私はサーバーについての説明などに追われ、ゲームをしている暇はありませんでした
初心者だと説明していたので逆に説明されたり教えてもらったりサーバーをより良いものにするための知識などを仰せつかっておりました。
翌日、自分のサーバーへ入ると「着いて来て」と言われたのでホイホイと釣られて行った訳です。そして「ここから落ちろ」と言われ飛び込むとエンドロールが流れたわけです。
訳のわからないうちにMinecraftをクリアして「マイクラとは?」を知る前に私のマイクラは終わっていました。
特異な経験により「初心者の人には絶対に楽しんでもらう」という想いが強く、どうにも構い過ぎる傾向があります。それでも近くで見たからこそわかる特徴もあるわけで・・・
一人でツールが作れる
マイクラを始めたらまず「原木」を集めるところから全てが開始されると思います。ここに自ら辿り着く初心者さんがたまに居ます。そういう方は今後プレイしていく上で何一つ問題はありません。私が初心者だった頃よりも適応能力が高いのですから、いつか追い越されるのは目に見えています。
必要最低限のことを教えるだけで勝手に成長していくでしょう。
危機察知能力が高い
初心者のうちは落下死やマグマダイブ、不用意に近づいた緑奴からの爆発など手痛い歓迎が待ち受けます。「何かヤバそう」という察知能力があるということは常に考えて行動出来るタイプですので、こちらが色々教えるよりも習うより慣れろといった感じで吸収していきます。経験から学べるタイプはサバイバル生活をするマイクラの世界において大切なスキルです。
操作方法が手慣れている
FPS経験者に多いのですが、最初から上手いです。言ってしまえばマイクラですのでFPSとは比べるまでもないでしょう。アスレチックで遊ぶかのようにガンガン進み、敵から逃げ、クラフトボックスから剣を作ったあとは反撃に出る。ここまでくれば凄いを通り越して逞しいまであります。なんとも勇ましい初心者様でしょう。
ひらめきがある
「素手で掘れなかった」を理由に「ツルハシ」を作ってしまうセンスは天才のそれです。Minecraftはひらめきの世界です。自分のやりたいこと、出来そうなことを見つけられなければ飽きてしまうでしょうし、どこかで詰まってしまうことでしょう。
ゲームとはいえ、学ぶのは大変です。
それが学ぶのではなく自らのひらめきでゲームを推し進める方はもうこちら側で何かを説明する必要はないのです。小さなヒントをあげるだけで教育者なんか置いてきぼりにして進むでしょう。ここまでくれば教える人など成長を妨げる障害物でしかありません。はっきり言って邪魔です。暖かい目で見守りましょう。
向上心が半端じゃない
わからないことは「人に聞く」のではなく「自分で調べる」こういう人はとんでもないポテンシャルを秘めています。「お前には教わることは何もねぇ」と言わんばかりの強固な姿勢と類稀なる向上心を発揮して一日のうちに「Minecraftの何たるか?」その真髄に行き着く猛者がたまに現れます。
決して目を合わせてはいけません。
おわりに
本当に初心者?という方がたまにいらっしゃいます。初心者一人をとっても様々なタイプが居るので、これがプレイヤーとなればもう十人十色です。共通する点はあれど細かい部分まで掘り下げれば全く同じ人は存在しません。実に個性の出るゲームではないかと思っています。この点がMinecraftで私が最も魅力的だと感じる部分でもあります。
次はどんな方に出会えるのか、私は楽しみでなりません。