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独身27歳の中卒ニートが人生に危機感を覚えながら書くブログ

声帯閉鎖では声量を増やすことが出来ない

声量を鍛える!と題して以下の記事を書きました。

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上の記事で声量とはなにか?から始まり、腹式呼吸と仮声帯閉鎖をご案内しましたが、今回は声帯閉鎖と声量の関係についてお話します。

声帯閉鎖で声量は上がらない

声帯閉鎖をして上がるのは声のボリュームで声量自体は増えません。「どういうことなの?」と言う方のために、声量=音量ではないということを知って頂きたいのです。

音量はデシベルで表せて、声量は周波数で表すことが出来ます。特に低音域の成分が多く含まれた声は豊かで大きく聞こえる傾向にあります。

考えて欲しいのですが、細い管になればなるほど高い音が出て、太い管になればなるほど低い音が出ます。これは吹奏楽で使われる楽器類を思い出していただければ納得できるのではないでしょうか。なぜあんなに大きい楽器が必要なのか?低音を生み出すため、肥大化したのです。

声帯閉鎖=喉を狭める

声帯閉鎖をすると喉が締まります。というのも、閉鎖というのは声帯自身は動かせず、周りの筋肉で行うからです。つまり声帯の膜を喉の筋肉を動かす=狭めることによって閉鎖させるのです。

閉鎖すればするほどキンキンした金属的な声となります。これは息を水と例えて、水の出ているホースの出口を絞るかのように水流=音量が増すイメージです。もちろんこういう歌い方もありで、曲によっては求められる声質です。

ただ、うるさいんですよね・・・。声量のある声って大きな声なのに聴き心地がよくて迫力があります。そういう声も目指してみたいものです。

声量は圧を掛けることで上がる

声量を上げるには太い状態を保ったまま圧を掛けることによって生み出すことが出来ます。人によっては声帯閉鎖だと言われるかも知れませんが、自分は声門閉鎖と呼んでいます。ここを混ぜて解説している記事も多いので困ったものです。

声門閉鎖は声帯閉鎖と全く異なり、声帯は閉じません。証拠に息を強くするとグロウルするようなしゃがれたような声が出ます。声帯閉鎖は強くすると激しくザラザラガリガリした音になりますよね。

声門閉鎖は喉の下側に軽く力を入れるイメージです。「お~」と声を出し、息を止めるように「おっおっおっ」とやると分かり易く、イメージはあくびです。よく言われるあくび喉ですが、声が似ているだけで全然違いますのでご注意を。

慣れたらアクセントを入れる時だけ、高い声を出す時だけ、抑揚をつける時だけといったように声門を開いたり閉じたりできるようになります。太くて高い声、かつ苦しくない歌声を目指すなら必須の技術となっています。

おわりに

声帯閉鎖が強い声ってあまり好きじゃないのです。子供っぽくて垢抜けないですよね。人によってはナルシストっぽく聞こえたりもするのです。喉にもよくありませんし、声の大きさも自分には大きく聞こえても実際は遠くへ飛ばない近鳴りという音楽的にはダメな音になりがちです。

声帯閉鎖で高い声を作っていたり、声のボリュームを出していた人は少し難しいかも知れませんが、声門閉鎖を使えるようになると今よりもっと迫力のある声で楽に歌えますよ。